ゴルフの領収書と本則課税の消費税

ゴルフ利用税の集計

決算を組むときは、必ず領収書のチェックをします。その中でもゴルフをする経営者の決算では、ゴルフの領収書は一枚ずつ確認して集計をします。
実は、面倒でも領収書ごとに必ず確認しなくてはいけないものはいくつかあるのですが、その中の一つがゴルフの領収書なのです。ゴルフの領収書にはゴルフ利用税が含まれていているからです。
どういうことかというと、ゴルフ利用税は税金なので、利用税そのものには消費税がかかりません。そのため、消費税がかかるゴルフのプレイ代とゴルフ利用税が混ざったままで処理してしまうと、消費税の計算を間違えてしまうことになるのです。それで面倒でも一枚ずつ分けて処理する必要があるのです。

例)
ゴルフプレイ代 25,260円(内消費税1,871円)
ゴルフ利用税   2,000円(内消費税   0円)
合計支払額   27,260円

消費税の簡易課税なら集計はいらない

このゴルフの領収書ですが、消費税の簡易課税を選択している事業さんや、そもそも消費税の課税事業者でない事業者さんには、集計する必要がありません。
どういうことかというと、ゴルフのプレイ代とゴルフ利用税を分けるのは、消費税のかかっている経費の計算を集計するためのものです。そして、消費税の経費の集計は、簡易課税を選択している事業者さんには必要がないのです。
消費税の簡易課税の計算は、消費税の課税売上高が分かれば計算できる簡便計算ですから、集計は不要なわけです。ですが、どうしても本則課税のほうが有利な零細事業者さんも実は多いのです。なかなか利益が出ないような会社は本則課税のほうが有利になる傾向があります。領収書の数が多ければ多いほど負担は大きいですが、このゴルフ代の領収書は処理するのに通常の領収書の何倍もの事務負担がかかるのです。

これ何?割り戻せない領収書がある

しかも、ナニコレ?というような領収書が結構あります。
内消費税と書いてある消費税を0.08で割り戻してもゴルフプレイ代にならないのです。こういう領収書の中には、ゴルフ利用税のほかにも消費税の課税対象にならない者があるものと考えられますので、単純に領収書の合計額からゴルフ利用税を控除して課税仕入れの計算をしてしまうと痛い目にあいます。

今のは消費税を割り戻してみたら請求金額に満たないケースです。
ですが、割り戻してみたらご請求金額よりも大きくなってしまう領収書もあったりします。もう何を信じたらいいのかわからなくなりますよね。
本来は一つずつゴルフ場に電話して確認すべきなんです。以前確認したことがありますが、その時はほかの方のプレイ代も含まれた消費税だということでした。でも、数百円のもののためにその都度どれだけのことができるでしょうか。
難しいですよね。こんなのが現状なのに、複数税率なんてしていいわけありません。

ゴルフの明細書が必ずつける

ということで、ゴルフをしたら、必ず領収書と明細書は取っておくことをお勧めしています。ゴルフ場で明細を出してくれない場合は、うちの経理がうるさいからと言って、出してもらいましょう。
税務調査が入ったときに、ゴルフ利用税の指摘されるなんて気持ちいいことじゃないですから。
日々の細やかな努力は大切です。
地道に続けましょう。

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